わんこを飼われている方で、ペットホテルを利用したことがある方ってどれくらいいるのでしょうか。
よくツイッターでは、有事の際は近くに住むご家族や親せきの方に預けるといった方をよく見かけます。
親せきがいるからと言って、わんこ(ましてや大型犬)をいつでも預けられる人って、そういないと思います。
いらっしゃる方はとっても恵まれていますね!👍
私たち夫婦は二人とも九州出身ということもあり、近くに親せきもいないため、必然的にペットホテルを利用するようになりました。
最初はリースが通っている動物病院に預けていたのですが、病院は基本的に診察などで忙しいため、外でしか排泄ができないリースにとって、長い間クレート内に入れられたままなのは合わないと感じ、別のペットホテルを探しました。
そして見つけたペットホテルは、ウッドチップのドッグラン付きで、基本的にランで自由にさせてくれて、動物にとても詳しいスタッフさんが夜ももちろん常駐してくれる、そして何よりほかのホテルより安い!
わんこによってなにを重要視するかは違うと思うのですが、人間大好きで、ほかのわんことも喧嘩することが少ないリースにはとてもぴったりなペットホテルでした。
最初は預けるのはかわいそうかなと思うこともありましたが、今となっては1泊以上遠出をするけどリースを連れていけないときだけではなく、お昼長くおうちをあけないといけないときなども日帰りで利用します。
年に数回は必ず利用しますが、結果としてこれはリースにとっていいことなのではと思えるようになりました。
去年、私の祖母が急に他界しました。
私が東京に出てからは帰省の際に顔を合わせるくらいになってましたが、幼少期は一緒に住んでいた仲だったので、私とお嬢だけでも葬儀に参加したいと思いました。
連絡を受けたのは日曜日の朝。通夜はその日の夜で葬儀は翌日、つまり平日でした。
リースは外でしか排泄をしないため、朝早くから夜まで仕事でいない🦍さんだけでは日中のリースがあまりにもかわいそうです。
そのため急遽いつものペットホテルに預けることに。
リースは預けて私たちだけ帰るときこそ「えっ!どこいくの?」とキュンキュン鳴きますが、見えなくなれば慣れた場所でお友達と楽しく遊んでくれます。この時もそうでした。
私が思ったのは、こういう有事の時にわんこのストレスがかからない預け場所があるということは、実はとても大事なことなのではということです。
普段は家に人がいるから預ける必要がない、いざというときにはじめて利用すればいいという考えもあるかもしれないのですが、そのいざというときが来たら、急に知らないところに置いて行かれたわんこにとっては青天の霹靂、捨てられたのは!?と勘違いしてとてもストレスのかかることなのかもしれないのです。
人間の赤ちゃんにも一時保育という制度がありますが、わんこにもちょこちょこ日帰りなどでペットホテルを利用することは、いざというときのわんこのためにもなると思います。
何もない時こそ、あえてペットホテルを利用して、相性のいいホテルを見つけて慣れておくこと。
これも人間社会の中でわんこを飼う私たち飼い主にとって大事なことだなと感じました。